一通のてがみ
ノートの1ページに書かれている 読みにくいアルファベット
それには 思いがたっぷりこもっていて
きしんだココロをゆるりとほどいてくれるんだ
あてさきは名前とJAPAN
それだけ
んーいくら郵便事情にすぐれたニッポンでも これはムズカシイな
でも大丈夫 友だちがちゃんと届けてくれたよ
みんなが顔をしかめるアブジャでの暮らしを 笑顔で満たせたのは
たぶん あなたが居てくれたから
サイゴに空港で抱きついてビービー泣いてごめんね
そしてあなたの娘さんも 大切な友だちになった
彼女といっしょにゴハンをつくり 1つのお菓子にいっしょにかみついて
いっぱいいっぱい笑ったんだ
こんなに時間がたっても ずっとあの日々が息づくのは
あなたがた親子のおかげです
出会ってくれて ありがとう
そして 今もこうやって気にかけてくれてるなんて
あの短命な国で 還暦をひかえ それでも一生懸命はたらいている
ホントのお父さんみたいに すごく健康が気になるよ
とにかく無理しないでほしい
カラダやココロがしんどい時は ぺらぺらの封筒をあけてみる
ふわっと包まれれば わたしはまたやっていけるから
Expending to see you in Nigeria as soonest as possible in jesus'name-Amen!
そうだね また会おうね
約束だよ!